川口市立グリーンセンター（川口市新井宿）で1月28日、「自然林を歩こう」と題した子ども向けの体験会が開かれる。

整備されていない自然の森の中を歩く

　同園は、15ヘクタールの広大な敷地にある植物園や森を散策することができるが、体験会では、通常は立ち入りできない林の中を職員が自然について教えながら案内する。

　木のトンネルをくぐり抜けたり、落ち葉の上を歩いたり、自然に直接触れたりすることができる。2018（平成30）年ごろから職員2人が体験会の企画を温めていたが、コロナ禍で開催を見合わせていた。

　通常グリーンセンターの中で歩くことができる剪定（せんてい）された植物がある場所や手すりや階段などで整備された道ではなく、自然な森の中の土の上に落ち葉が積もった道や斜面などを歩くことで、「いつも遊んでいる公園とは違う自然な森の姿を体験してほしい。日頃体験することがない自然の中を歩くことで、どきどきわくわくする体験をして植物に興味を持ってもらえれば」と参加を呼びかける。

　開催時間は10時30分、11時15分、13時30分、14時15分からの4回。対象は5歳～小学6年生。参加無料。別途入園料が必要。服装など注意事項はホームページで知らせる。