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川口市立美術館内にイタリアン「アズーリアルテ」 地域食材とアート融合

鋳物製のグリルパンで調理する料理長の阿部正和さん

鋳物製のグリルパンで調理する料理長の阿部正和さん

 川口市立美術館(川口市川口3)内に8月7日、イタリアンレストラン「Azzurri Arte(アズーリアルテ)」がプレオープンした。

川口市立美術館内にイタリアン「アズーリアルテ」

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 運営は県内で飲食事業を展開するノースコーポレーション(さいたま市浦和区)。美術館を「芸術を鑑賞する場」だけでなく、「人が集い、文化を育む場」にすることを目指し、新たな交流拠点として開業した。

 同店は、美術館の指定管理業務を担うコンソーシアムへの参画をきっかけに出店。北康信社長は「地産地消に熱心なレストランということで声がけいただいた。美術館と食が一体となり、この場所ならではの時間を過ごしていただける店をつくりたい」と話す。

 店名は、イタリア語で青を意味する「アズーリ」と、芸術を意味する「アルテ」を組み合わせたもの。館内で開催される企画展に合わせた期間限定メニューの提供も予定しており、9月の美術館グランドオープン時には、開館記念企画展「蜷川実花展」と連動した料理も展開していくという。

 店内は美術館と同じデザイナーが内装を担当。店内には鋳物製の装飾壁を取り入れ、鉄さびを思わせるベンガラ色を基調とした、美術館と調和する空間に仕上げた。厨房には川口の鋳物文化を生かした特製グリラーを導入し、高い蓄熱性を生かして肉や野菜をじっくり焼き上げる。

 料理には川口市内や埼玉県産の食材を積極的に取り入れる。川口市内の「まるはらいとう農園」のかんきつ類や地元野菜、武州和牛などを使用。ランチではパスタとメイン料理のセット(1,980円~)を中心に提供する。季節限定メニューとして、見沼田んぼの新ショウガとハモを合わせたパスタなども用意する。夜は生ハムなどのアラカルトを中心にワインを楽しめる一方、記念日向けのコース料理にも対応する。

 料理長の阿部正和さんは、パスタの全国コンクールやヨーロッパ野菜の料理コンテストでグランプリを受賞した経歴を持つ。「まずは鋳物グリルで焼き上げる野菜や肉のおいしさを知っていただきたい。地域の食材を生かした料理を楽しんでもらいながら、少しずつイタリア郷土料理など、当店ならではの魅力も発信していきたい」と話す。

 席数は32席。店内からは川口駅西口の公園が見渡せる。奥には最大40人が利用できる多目的室を備え、会議やセミナー、パーティーなどにも対応。閉館後の利用も可能で、美術館を地域の交流拠点として活用していく考え。

 森田萌店長は「記念日だけでなく、家族での食事や仕事帰りなど、普段使いでも気軽に立ち寄っていただける店にしたい。少しおしゃれをして来ても、普段着でも心地よく過ごせるレストランを目指している」と話す。

 営業時間は、11時30分~15時、17時30分~22時。月曜・火曜定休(9月9日より月曜のみ定休)。

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