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「朝日山」のひやおろし 川口の酒販店「酒屋のあさひやま」に今年も入荷

店主の千葉崇正さん

店主の千葉崇正さん

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 川口の酒販店「酒屋のあさひやま」(川口市並木2)に9月、同店の屋号の由来となった「朝日山」の秋酒「朝日山 秋あがり 純米」が今年も入荷した。

朝日酒造の酒(上2段)がずらりと並ぶ棚

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 1936(昭和11)年に創業し、現店主の千葉崇正さんで4代目となる同店。初代店主が若いころ新潟の蔵元と互いの修業時代に親しく交流があり、当時まだ規模が小さかった蔵元から「将来、川口で朝日山を売ってくれ」と言われていた。その後、川口でおでん店をやっていたころ、「あそこへ行けば新潟の朝日山が飲める」と評判になり、客たちが「あさひやま」と呼ぶようになったのが屋号の由来。

 同店では80年以上前から朝日酒造の「朝日山」を扱っており、同酒造から1985(昭和60)年に発売された「久保田」のほか「越州」「洗心」と朝日酒造の酒はほぼ全て扱う。川口市内で同酒造の酒を扱う酒販店は同店のみで、久保田のラインアップがここまでそろう店は珍しい。今月17日には蔵元を招いて試飲会も開く。

 店内には、東北新幹線車内で売られている珍味「ほや」「かき」や、入荷するとすぐ売り切れてしまうという手切り能登豚「パテドカンパーニュ」など、それぞれの酒に合わせた珍しいつまみも豊富にそろえる。

 崇正さんは「秋の晩酌が楽しくなるおいしいおつまみも、いろいろと用意している。うまみがしっかりのったこの季節ならではの日本酒を秋の食卓で楽しんでほしい」と話す。

 価格は720ml 1,177円(税込) / 1.8L \2,508円 (税込)。 営業時間は10時~20時(日曜・祝日は19時まで)。月曜定休(第1日曜と月曜は連休)。

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