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川口の街の魅力をポスターに 元郷小児童の力作をカフェスペースに展示

「多くの人にポスターを見てもらいたい」と語る石崎さん

「多くの人にポスターを見てもらいたい」と語る石崎さん

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 川口市立元郷小学校(川口市元郷6)の児童が、川口の街の魅力をまとめたポスターが4月10日、カフェ「晴れ晴れキッチン」(芝園3)の店内に貼り出された。併せて、同店を運営する菓子製造工房「harebare」のベーゴマクッキーギフトセット全品にQRコードが記されたカード1枚を封入し、スマートフォンでもポスターが見られるよう工夫する。

川口の街の魅力を元郷小児童らがポスターに

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 ポスターは同校で1月・3月に行った総合学習の成果として児童が制作したもの。総合学習では川口市立郷土資料館の井出祐史さん、川口の麦みそを復活させた「株式会社アライ」の新井俊雄さん、「harebare」の石崎美智さんが講師として教壇に立った。授業には元郷小学校の当時の5年生(現6年生)全員が参加した。

 児童は5~6人でチームを作り、それぞれのチームがベーゴマや小麦、鋳物、麦みそ、文化財、人などの項目ごとに分担し、ポスター作りに取り組んだ。全てに「私たちの思い」を付記している。

 授業を行った石崎さんは「授業を受けることで、川口には何もないと思っていた児童たちの意識が変わったことに驚いた。さまざまなものがあることを知ってもらおうと活動している人たちの存在を目の当たりにして、川口のことを掘れば、もっと(何かが)出てくるのではないかと思うようになったのでは」と振り返る。

 「晴れ晴れキッチン」の営業時間は毎週土曜日の11時~16時。ベーゴマクッキーのギフトセットは、「harebare」の直売所とイオンスタイル川口の銘品コーナーで販売する。

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