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「縄文のナニコレ/コレミテ」 川口・郷土資料館で縄文土器展

関東ローム層の台地に位置する宮合貝塚遺跡(現在の西立野地区)から出土した土偶

関東ローム層の台地に位置する宮合貝塚遺跡(現在の西立野地区)から出土した土偶

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 企画展「縄文のナニコレ/コレミテ」が11月3日、鳩ヶ谷の「川口市立文化財センター分館 郷土資料館」(川口市鳩ヶ谷本町2)で始まった。市内で出土した土偶、耳飾り、土版、変わった形の縄文土器などの実物を展示・紹介する。

石神貝塚遺跡から出土した土偶

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 同展は、2021年に開いた「土の中からこんにちは~川口埋蔵文化財展~」、2022年に開いた「赤山陣屋跡遺跡-『トチの実加工場』は存在したか?-」に続き、市内で出土した遺跡と共に縄文時代の川口の生活について紹介する企画展の第3弾。

 前回の展示では、出土当時考古学界でも注目された縄文時代のトチの実の加工場だったと推察される「水場遺構」を中心に紹介したが、今回は、思わず「何これ?」と言いたくなる、縄文時代の土偶など、宮合貝塚遺跡、石神貝塚遺跡、上台遺跡、赤山陣屋跡遺跡などからの出土品を展示する。

 展示を担当した川口市文化財課の井出祐史さんは「縄文時代の遺跡は日本各地で見つかっているが、何のためにこれらを作り、どのように使っていたのか解明できていないものも多い。川口の中心部は台地なので縄文時代周辺の地域が海だった頃から人が生活していたと考えられる。縄文時代に思いを巡らせ、川口に住んでいた縄文人がどのように暮らしていたのか想像してみていただければ」と話す。

 開館時間は9時30分~16時30分。月曜休館(月曜が祝日の場合は翌平日休館)。入館料は、大人=100円、小中学生=50円。2月25日まで。

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