
第4回「みんなの古本市&フリーマーケット」が4月20日、ふじの市商店街(川口市幸町)で行われた。本来は4月13日の予定だったが、悪天候で延期となり、この日の開催となった。
同商店街は川口駅東口から徒歩7分ほどの場所にあり、南北に走る通り沿い約400メートルにわたって約70店舗が加盟する。イベントは商店街の活性化を目指し、加盟店の女性らで作る「おかみの会」が中心となり運営している。営業の合間を縫って週1回、集まり、準備を重ねてきた。
会場は商店街の最北に位置する幸町郵便局前と、川口駅に近い南側の商店街事務所前の2カ所。両方を見て回ると商店街を一回りすることになる。出店料は500円。近隣の住民がメインだが、遠くから何度も参加している出店者もいる。今回は23の出店があった。
出店者には親子連れや若者の姿が目立った。出店者同士、お互いの商品を手に取ったり、談笑したりする様子が至るところで見られた。佐々木テーラー前に並んだ古本は加盟店の人らが持ち寄ったもので、開催を知って本を届けてくれた店のお客さんもいたという。本の売り上げは「今後の開催の費用に充てたい」とおかみの会の本柳美和さん。
同会の佐々木真弓さんは「こうしたイベントを日常のにぎわいにどうつなげていくかが課題」と語った。今後とも春と秋の2回のペースで継続していく予定。