
今年で第6回目を迎える「南鳩ヶ谷スプリングフェス」が4月26日・27日の2日間、埼玉高速鉄道・南鳩ヶ谷駅ロータリーで開催される。主催は川口商工会議所。
日光御成街道で3と8の付く日に市が立ったことにちなみ、ポスターなどに「LOCAL38(サンパチ)」のキャッチコピーを添える。同会議所鳩ヶ谷支部の田村周平さんは「イベントを通じて地元事業者と住民の方との交流を図り、地域の活性化につなげたい」と話す。また、埼玉高速鉄道とも連携し、地域の文化や魅力をPR。車内の中づり広告を見て、都内も含め市外から訪れる人も多く、例年、2日間で約1万人を動員するという。
昨年4月、鳩ヶ谷商工会は川口商工会議所鳩ヶ谷支部となった。それまでは鳩ヶ谷地区の会員事業者中心に出店してもらっていたが、今年は市内全エリアの会員に向け公募を行い、多数の希望者の中から抽選で出店者を決めた。
当日は、13の飲食ブースとキッチンカー10台が軒を連ねるほか、ステージプログラムも展開。主に子どもたち向けにワークショップや遊びのコーナーも用意する。
飲食コーナーでは、ご当地グルメの「鳩ヶ谷ソース焼きうどん」やたこ焼き、焼き鳥、ケバブ、ベビーカステラなどのメニューが並ぶ。子ども向け広場では射的など昔の遊びも体験できる。
ステージでは、県立川口高校軽音学部の4組をはじめ、地元で活躍しているアーティストを中心に、両日合わせて23団体・個人が入れ替わり演奏を繰り広げる。MCはお笑い芸人のルンルン金城さんとFMカワグチが担当し、子どものDJ体験も予定する。
「毎年新しい企画を盛り込もうと考えている」と田村さん。今年はイオンモール川口の「カワグチ春フェス」とのコラボで、両イベントを回った人に記念品を進呈するQRラリーも行う。
開催時間は両日とも11時~19時。