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川口の古民家で「蚊よけスプレー作り」 植物の効能学ぶ

講座の様子。天然ハーブの香りが漂う中、蚊よけスプレーを作る。

講座の様子。天然ハーブの香りが漂う中、蚊よけスプレーを作る。

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 古民家カフェ「ならのき」(川口市安行領根岸)で6月27日、「ハーブ講座」が開かれた。ハーブ講座は、前回の「ミニポタジェづくり、バジルとミニトマトの寄せ植え作り」に続いて2回目。

ハーブ講座を担当するメンバー

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 今回は暑くなる季節に合わせ、「蚊よけスプレー」作りと蚊よけ効果のあるハーブ「カレンソウ」の鉢植え作りを、日本ハンギングバスケット協会マスター資格を持つハーブ研究家の鈴木美奈さんを講師に迎え、行った。天然のハーブの香りが漂う中、参加者それぞれが作業を楽しんだ。

 講座を企画したカフェ店主の大塚敦子さんは子どもが幼い頃にハンギングバスケット協会の資格を取り、後に県内で講師の仕事をしていた。実家をリノベーションしカフェを開くと決めた時から、地域の人が集まれるコミュニティースペースとして利用できるようにしたいと考え、埼玉未来大学の「地域ビジネスコース」で学び、夢をかなえた。

 講座の後は、地元の神根・木曽呂の野菜と生産者について紹介しながら、旬の野菜を使って板前出身の西野茂さんが作る食事とハーブティーを提供した。

 参加者たちは「木造古民家の建物の雰囲気と相まって癒やされた。スプレー作りは役に立つ内容だった」「おしゃべりしながら楽しく学べた。講座後の食事も楽しみにしてきた」「前回も参加したが、蚊に刺されやすくなる時季なので、ちょうど良かった。蚊よけになる植物の資料と効能の説明も役に立った」などの声が聞かれた。

 大塚さんは「今後はハーブ講座だけでなく、音楽や読み聞かせの会なども行っていきたい。日々の暮らしが少しでも豊かになる手伝いができれば」と話す。

 次回は秋に開催予定。スケジュールは、ホームページ、インスタグラムで知らせる。

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