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川口の食堂「ナーチュア」が1周年 イタリアンと和をベースに

昼から夜まで通し営業し、一周年を迎えた。のれんには、定食、パスタ、カフェ、デザートの文字。

昼から夜まで通し営業し、一周年を迎えた。のれんには、定食、パスタ、カフェ、デザートの文字。

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 川口・領家地区にあるイタリアンと和がベースの食堂「ナーチュア」(川口市東領家2)が6月15日で1周年を迎えた。

定食の一例(唐揚げ)

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 都内の複数のイタリア料理店で修業した阿部正徳さんが昨年開いた同店は、和食が得意な母の美由紀さんと共に家族が中心となり店を切り盛りする。店名の「ナーチュア」は、英語の「Nurture」という言葉が「育む、育てる」という意味を持つことから、自分の店も自分の子ども同様に育っていってほしいという願いを込めて付けたという。

 近隣に個人経営の飲食店が少ないことから、開業時より昼から夜まで通し営業することとし、昼はしょうが焼きや唐揚げ、焼き魚などの定食やパスタなどのランチ利用、午後はデザートとドリンク、夜は居酒屋と、時間帯に合わせたニーズに応えられるようなメニュー構成とした。昼時を過ぎても売り切れていなければ定食も提供する。

 阿部さんは長年、都心の店で深夜まで働いていたが、家族と過ごす時間も取りたいと考えるようになり、出身地の板橋区から近いエリアで店舗物件を探したところ現在の場所が見つかり気に入った。「コロナ禍も収束し地元のお客さまにも知っていただけるようになり、家族の祝い事にとコース料理のリクエストと予約を頂いた方もいた。今後は川口産の野菜やみそなど地産地消のメニュー開発にも取り組んでいく」と話す。

 1周年を記念して、地元の領家と東領家をイメージしたご当地ドリンクを新メニューに加えるほか、6月30日まで「陸ハイボール」「バドワイザー」を記念価格で提供する。

 営業時間は11時30分~22時。日曜と第2・4月曜定休。陸ハイボール(390円)、バドワイザー(350円)の記念価格は6月30日まで。

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