見る・遊ぶ 学ぶ・知る

「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」 20周年の上映作品決まる

オープニング上映作品は、川口市制施行90周年と映画祭20周年を記念して県と市が共同製作。実行委員会会長の大野元裕県知事(中央)と副会長の奥ノ木信夫市長(中央左)も登壇。

オープニング上映作品は、川口市制施行90周年と映画祭20周年を記念して県と市が共同製作。実行委員会会長の大野元裕県知事(中央)と副会長の奥ノ木信夫市長(中央左)も登壇。

  • 29

  •  

 川口の文化施設「SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ」(川口市上青木)で7月15日から始まる「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」の全ノミネート作品が決まり、6月14日、ラインアップが発表された。

同映画祭出身の中野量太監督と映画プロデューサーの豊島雅郎さんが審査委員長を務める

[広告]

 同映画祭は、世界各国の新鋭監督の作品を対象とした国際コンペティション映画祭として、映画界の未来を担う新たな才能の発掘と育成を目的に、2004(平成16)年に始まり、今年で20回目を迎える。

 今回は、1月にエントリー作品の公募を始めたところ、過去最多の1246本の応募があり、その中から選ばれた24作品を上映する。

 若手映像クリエーターの登竜門として、これまで「死刑にいたる病」の白石和彌監督、「浅田家!」の中野量太監督、「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督、「さがす」の片山慎三監督ら日本映画界で活躍する若手監督を輩出してきた。

 初日オープニングでは、川口市制施行90周年と映画祭20周年と節目が重なった記念として県と市が共同製作した作品「瞼の転校生」を、特別上映では2019年に同映画祭にノミネートされた真田幹也監督が人気漫画を実写化した「尾かしら付き。」を、いずれもワールド・プレミアで上映する。

 映画祭の期間中に上映するノミネート作品は、映画関係者から成る審査委員会による審査を経て各賞の受賞者が決まる。受賞作品の中から「特に今後の長編映画製作に可能性を感じる」監督に対し、副賞としてSKIPシティの映像制作施設の利用が含まれる「SKIPシティアワード」を贈る。

 開催期間は、スクリーン上映=7月15日~23日、オンライン配信=7月22日~26日。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース