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川口の企業が合同発表会 SDGs・地域連携を意識した取り組み発表

合同で発表を行った5社(前列)

合同で発表を行った5社(前列)

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 川口商工会議所が2月24日、川口市内の会員の合同プレス発表会を行った。PRセミナー受講者で発表を希望した企業の中から選ばれた5社が、それぞれの商品・サービスについて発表した。

発表会の様子

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 参加企業の一社「スペーススタッフ」は、県産木材を100%使ったオーダーメード猫家具「職人気質の猫の家」を発表し、商品の特徴や今後の展開について説明した。田中留美社長は、同会議所女性会が主催する「ウーマンビジネスプランコンテスト」2022年度の大賞、埼玉県産業振興公社主催「SAITAMA Smile Womenピッチ」で審査員特別賞に選ばれている。各賞にエントリーする前の勉強会などを通じて内容をブラッシュアップしてきた。

 「だしダイニング楓」を営むMySweets代表の田口舞純さんは2020年度の「ウーマンビジネスプランコンテスト」大賞受賞者。創業当初から推進してきた地産地消をさらに加速しようと、地元川口の農家が作る旬の野菜を使ったテイクアウト用の総菜を商品化、「川口楽菜習慣」として4月に販売を始める。

 ほかに、「シンフォニージャパン」が野菜くずのごみを資源に変える脱水機を紹介したほか、「高橋不動産事務所」が空き家増加対策として士業のネットワークを作り不動産問題の課題解決を目指すサービスを発表。結婚相談所「JUNCTION」は、不動産会社との連携を通じて新婚時の住まいとお金の問題をサポートするサービスを発表した。

 同会議所総務広報課の佐々木香菜さんは「合同プレス発表会の取り組みは今回で5回目。中小企業が単独で発表を行う機会を持つのはなかなか難しい。商工会議所で支援できれば」と話す。

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