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川口で「市産品フェア」 鋳物技術を生かした製品などアピール、植木盆栽も

鋳鉄製 干支の置物

鋳鉄製 干支の置物

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 川口の複合施設SKIPシティ(川口市上青木)で10月21日~23日、「川口市 市産品フェア2022」が開かれた。

展示ブースの様子

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 2015(平成27)年にスタートし、今年で8回目を迎える同イベント。今年は昨年とほぼ同数、約140の企業や団体が参加した。

 川口の伝統産業として鋳物が知られているが、鋳物製造で培った技術を生かした建築土木・設備関連製品から工芸品、優れた加工技術を持つ機械部品メーカーまで数多くの地元企業がブース出展。さらに、菓子や雑貨などの物産店、花植木・緑化事業関連団体、日本盆栽協会も参加し、樹齢150年の風格ある盆栽の展示もあった。製造業のブースでは、子どもがものづくりに興味を持てるよう工夫を凝らした体験型の展示も多く、列を作って順番待ちが出るブースも見られた。

 屋外に設置された飲食ストリートには市内の商店や飲食店のテントが並び、広大な広場にテーブルと椅子を並べた飲食スペースで購入したフードやドリンクを楽しむ人々でにぎわった。

 最終日、映像ホールでは、働きやすいまちづくりを実現するため市内34の事業者が参加して、テーマごとに7つのグループがそれぞれ設定した課題について検討した「川口市事業者連携交流会」の報告会が行われた。各グループの代表者が登壇し、設定した課題について検討し導き出した解決策を発表、市長に提案した。

 川口市職員の水沼さんは「3日間天候に恵まれ、事故も怪我もなく無事に継続して開催できて良かった。大勢の方々に来場いただき市内の企業やお店を知っていただけたのでは」と話す。

 これまでSKIPシティで開催してきたが、次回はオートレース場が会場となる予定。

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