川口のクラフトビール醸造所「星野製作所(麦)」(川口市榛松)が2月12日、カカオニブを使ったビールを発売する。
同醸造所は2018(平成30)年、醸造長の星野幸一郎さんが自ら手作りし醸造免許を取って始めた工場で、一人で個性的なビールを造っている。タップルームは持たず醸造のみ行い、屋号は星野さんの祖父の代から営む金型製作工場の屋号に(麦)を加えた。
カカオニブを使ったクラフトビールは、これまでもバレンタイン時期に合わせて造っているが、毎年レシピを変えている。今年の初出荷は2月12日で、越谷レイクタウン、大相模調節池(越谷市)周辺で開催されるイベント「Lake&Heart」でタップから販売する。
星野さんは「チョコレートの原料のカカオニブならではのビターな風味が特徴のビール。甘いものが苦手な方に楽しんでもらいたい」と話す。
市内の一部酒販店、飲食店に卸すほか、イベント出店などで販売する。