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川口の革工房「ジャーニー」、今年も革表紙の手帳制作

店主の草薙さん(右)と、スタッフの神原さん(中)と住本さん(左)

店主の草薙さん(右)と、スタッフの神原さん(中)と住本さん(左)

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 川口の革製品の工房「JOURNEY(ジャーニー)」(川口市石神)が今年も革表紙の手帳を制作した。2023年のカレンダーへ中紙の交換も受け付けている。

5色から選べるフルベジタブルタンニンなめしの革表紙

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 手帳はリング式で5色から選べ、中紙はマンスリー、ウイークリーのカレンダー、無地、ドット方眼の紙を自由に組み合わせることができるほか、オプションでペンホルダー、革しおり、ポケット、文字の刻印をオーダーできる。1年間使ったら翌年は中身を新しい年のカレンダーと紙に交換でき、使うにつれ少しずつ艶(つや)が増す革の風合いや色の経年変化を楽しめるという。

 店主の草薙亮さんは2009(平成21)年に工房を始めた時から、サステナブルなものを作ることにこだわってきた。同店の製品は、「フルベジタブルタンニンなめし」という植物の天然成分のタンニンでなめされた革を使い、一針一針手縫いしている。「壊れても修理できること、使わなくなってもリメークできること」を念頭にものづくりをしてきたという。

 草薙さんは「リング式手帳は中紙の交換ができるので、お客さまとのやりとりが毎年できるのが楽しい。革表紙の変化の様子が人により異なり、外でいつも持ち歩く人なのかな、家で丁寧に使う人なのかな、などと想像することもある。郵送で交換を依頼するお客さまは、今年もこの手帳と一年頑張りました、という手紙を添えてくれる人もいる」と話す。

価格は、A6=2,900円~、A5=3,800円~。営業時間は13時~17時。水曜・木曜・金曜定休。12月31日~1月2日は休み。

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