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川口・安行で「花植木まつり」 歴史をたどる展示も

過去の花植木まつり開催時の様子

過去の花植木まつり開催時の様子

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 川口緑化センター樹里安(じゅりあん)(川口市安行領家)で10月8日、9日の2日間、秋の花植木まつりが開かれる。コロナ禍で一昨年の中止、昨年のバーチャル開催を経て、今年は3年ぶりに規模を縮小して開催、94回目を迎える。

安行の植木職人・伝統の技、「根巻き」の作業

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 会期中、1991(平成3)年から撮りためていた16ミリフィルムや20年前の国際園芸博覧会「フロリアード」に参加した際の記録映像の上映、写真展など貴重な資料を見ることができる。

 アトリウムでは、幾何学模様の美しい縄目が特徴の伝統の技、「根巻き」の実演、小さな植木とフィギュアで「箱庭」を作る体験コーナー、花植木クイズなど親子で楽しめる催しも。

 企画を担当した山瀬さんは「今年10年ぶりにオランダで開催されている『フロリアード2022』の日本出展に安行から1200本の樹木類が送られている。この機会に昔を振り返ることができる映像と写真をご覧いただき、400年の歴史を持つ安行の植木について知っていただければ」と話す。

 開館時間は9時~17時。無料(箱庭制作は参加費500円、事前予約制)。DVD映像の上映と写真展は10月30日まで。

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