「川口市市産品フェア2023」が10月27日~29日の3日間、川口オートレース場(川口市上青木)で開かれる。
2015(平成27)年に始まり、今年で9回目を迎える同イベント。市制施行90周年を迎え、さまざまな新しい企画も用意、約150の企業や団体が出展する。
例年行うメインの企業ブース展示に加え、市制90周年記念ブースを設けるほか、新たに学生支援企画として学生証を持って参加企業5社以上のブースを巡ると記念品がもらえる「企業研究ラリー!」、イベントホールでは、都市農業事例発表会などを行う。
川口の伝統産業、鋳物から派生して、それぞれ進化した建築土木・設備関連製品メーカーから、優れた加工技術を持つ機械部品メーカー、工芸品メーカーまで、多数のものづくり企業が出展。もう一つの伝統産業である花植木・緑化事業団体も出展する。飲食ストリート&キッチンカーのコーナーでは、市内事業者が菓子・スイーツ、スナックを販売するほか、市内醸造所のクラフトビールなどを提供する。
川口市経済部産業振興課の北川茂さんは「今年は市制施行90周年で、一般の方だけでなく学生の皆さんにも地元企業を知っていただけるよう新企画を用意している。多様な川口の企業、産品を一堂に紹介する機会なので楽しみにしていただければ」と話す。
期間中、JR川口駅、西川口駅、蕨駅、SR鳩ヶ谷駅、イオンモール川口前川店とオートレース場を往復する無料直通バスを運行する。