今年で11回目を迎えた「川口市市産品フェア」が10月24~26日の3日間、川口オートレース場(川口市青木5)で開催された。キャッチフレーズは「知ろう・使おう・広げよう」。
出展したのは市内のものづくり企業はじめ、医療・福祉・サービス業などの事業体、地元飲食店、各種産業団体など。今回は過去最多となる165社・団体が出展し、それぞれPRや商品販売、デモンストレーションなどを行った。
ブースや出店に加え、3日間を通じて、高校生以上を対象にした「企業研究ラリー」、はたらく車展示、スタンプラリーがにぎわいに花を添えた。最終日には市産業振興課の公式キャラクター「まご兵衛」を冠した「まご兵衛杯ベーゴマ大会」やオートレース選手による模擬レース、事業者が講師となって専門的な知識やコツを教える「まちゼミ」など、イベントが多数開催された。
閉会式あいさつで、川口商工会議所の細野博隆会頭は「悪天候にもかかわらず、(2万人を超える)昨年とほぼ同程度の来場者があった」「企業同士の交流が行われ、『企業誘致の話も綿密に話せた』と聞いている。『企業研究ラリー』でも大勢の学生が市内にある企業・店を発見してくれた」と開催の成果を喜んだ。