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川口のブリューパブ「グロウブリューハウス」が4周年 記念イベントも

70年代に建てられた元材木店をリノベーションし開業。昼間はお酒の飲めない人や子ども達も来店。

70年代に建てられた元材木店をリノベーションし開業。昼間はお酒の飲めない人や子ども達も来店。

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 クラフトビール醸造所とタップルームを併設した「Grow Brew House(グロウブリューハウス」(川口市西川口1)がJR西川口駅近くにオープンして、3月29日で4周年を迎える。

次々に訪れる来店客と共に周年を祝う

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 同醸造所は1970(昭和45)年代に建てられた元材木店の事務所兼倉庫として使われていた建物をリノベーションし、2019(平成31)年3月29日に開業。多くの飲食店がコロナ禍で苦しむ中、近隣のブリュワリーや地元農家と協力したり、店舗を持たず料理を提供する活動を続ける人々につまみを出す場を提供したり、地元のイベントに出店したりするなど、さまざまな取り組みを続けてきた。

 醸造長の岩立佳泰さんは、フランス料理の修業を経て、カナダにワーキングホリデーに行くなどさまざまな経験をした後、クラフトビールを造りたいと一念発起。自宅に近い西川口駅近くでウイスキーのバー「CASK AND STILL」を営んでいた川本将人さんに相談し、協力を得て開業に至る。2人とも街に人が集まれる魅力的な場所を作りたいという共通の思いを持っていたことから同じ目標に向かって進んできた。

 今月25日に開いた4周年イベントでは、保育園として使われている2階の2部屋を借り、1部屋ではライブ演奏や中古レコード店の出店、もう1部屋は集まった客の交流スペースにしたほか、1階のタップルームには臨時DJブースを設けて昭和ポップスをかけ、3周年イベント時の映像や写真を編集したものをモニターに流した。

 岩立さんは「1人でビールを造っていると、これでいいのかと悩むこともあるが、周年記念のイベントでは多くの人たちが集まって楽しんでくれるのを見て、やってきて良かった思い、これからも頑張ろうという気持ちになれる。来店いただいたお客様にもグロウの存在を思い出していただけたら嬉しい」と話す。

 当日は近隣の客だけでなく遠方からもビール愛好家やブルワリー仲間らが集いにぎわいを見せた。

 営業時間は17時~23時(土曜・日曜・祝日は15時~)。

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