川口市内で12月4日、「川口マラソン」が開催された。今年で第40回を迎える同マラソン大会は、市内在住者だけでなく市外からも広く参加者を受け入れ実施されてきた。
例年7000人規模の参加者があり、市内に設けたコースをハーフ、10キロ、3キロ、2キロの4つの種目に分け、それぞれに定員を設け市民優先で参加者を募っていた。今年はコロナ禍を踏まえ、例年子どもやファミリーでの参加が多い2キロの種目を取りやめ、規模を縮小し3種目で行った。
参加者は市民のほか、北海道から九州まで幅広く、ゲストランナーとしてパリ五輪を目指す拓殖大学2年の不破聖衣来さんが参加した。
当日は好天に恵まれ約4700人のランナーがマラソンを楽しんだ。一般のランナーほか市内の事業者で参加するグループもあり、沿道から大きなが歓声が上がった。
主催したスポーツ協会事務局長の伊藤雅章さんは「コロナ対策など苦労もあったが、40回目の節目となる大会を無事に終えることができて良かった」と振り返る。