川口市立科学館(川口市上青木3)で12月10日から、特別展「すごいぞ!元素 ~スイヘイリーベ ボクノフネ~」が開催される。
同展では、身近に存在するが普段ほとんど意識することのない「元素」を、目で見るだけでなく体を動かしながら体験できるよう工夫を凝らす。
元素とは何かを学ぶ「コスモス」、人の体がどのような元素で構成されているのかを学ぶ「ライフ」、元素が持つ特性を生かした製品などを理解する「テクノロジー」、近年注目される新エネルギーについて学ぶ「エナジー」、人々が生活する中で発生する有害物質を構成する元素を学ぶ「エコ」の5つの「ステージ」に分かれた館内を巡り、ゲームや実験をしながら子どもでも楽しみながら学べるようにする。
期間中、マッドサイエンティストDr.リンによるサイエンスショーなどのイベントも予定している。
展示を担当する中村優花さんは「元素というと正直何だか分からないという人が多い。酸素、窒素、水素、塩素と、生活する上で不可欠な元素もある。宇宙で生まれて地球を構成する最初の物質が元素。体験型の展示を通じて元素の世界を楽しく知ってほしい」と話す。
開館時間は9時30分~17時。月曜休館。科学展示入場料は、一般(高校生以上)=210円、小中学生=100円。2023年2月12日まで。