川口の芝銀座通り(川口市芝4)で10月29日、「ハロウィーンパレード」が行われた。
同イベントは数年前に同通りにあるブックカフェ「ココシバ」に集う人々が中心となって始めたところ、参加人数が年々増えてきたことから、芝銀座通り商店会とボランティアが協力し、約900メートルの商店街をハロウィーンの衣装を身に着けた子どもたちが練り歩いた。
当日配布するお菓子の数の把握や万一コロナ感染者が出た場合の対策などを考慮し、商店会のホームページと商店街の市の掲示板に貼ったポスターのQRコードから事前に参加登録してもらう方法をとったが、当日参加したいという来場者もあり、急きょ、数を増やしたという。
いくつかに分けた子どもたちのグループを、ハロウィーンの扮装(ふんそう)をしたボランティアの大人がそれぞれ引率し、事前に準備したポイントの店先で菓子のセットを配った。
芝銀座通り商店会の平田輝久会長は「とても良い天気で事故もなく無事に行えて良かった。前回は参加者が100人くらいだったが、今年は300人以上に参加いただいた。商店街がにぎやかになり、やって良かった」と振り返る。
通りでヘアサロンを営む商店会の根岸慶子さんは「親御さんたちも扮装したり、子どもたちに衣装を着せたりして一緒に歩くのを楽しみにしている様子だった。楽しい思い出になれば」と話す。