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川口で寄贈作品展 市にゆかりのある2人の造形作家を紹介

会場入り口

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 川口のアートギャラリー「アトリア」(川口市並木元町)で 10月29日、「川口市寄贈作品展」が始まった。

市長からの感謝状贈呈式に出席した中村隆さんの妻・順子さん(左)と青木邦眞さん(右)

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 同展は、川口市に寄贈されたアート作品や地元で活躍してきた作家の作品を中心に紹介し、市民共有の財産でもある魅力ある作品や地元で活動する作家を知ってもらう趣旨で2020年秋に始まった。翌年春に行われた第2回からは「川口のアート、再発見」をテーマに、川口市にゆかりのある作家や作品に焦点を当て紹介している。

  5回目となる今回は、川口市で長年生活し鉄工場を身近に感じながら制作に取り組んできた中村隆さん、彫刻家の祖父・叔父を持ち幼少期より造形に親しんできた川口市出身・在住の青木邦眞さんの2人の造形作家を紹介、作品を展示する。

  奥ノ木信夫市長からの感謝状贈呈式に出席した青木さんは「彫刻作品は一人では作れない。重いものを持ったり支えてもらったり、いろいろな方々に関わっていただいて初めて作品ができる。子どもの頃から彫刻が身近にあり、ものを作る文化がある川口に育っていなければ、こういう作品は作れなかったと思う。文化芸術の分野でも、これからの若い人たちの力で地域を発展させていってほしい」と話した。

 開館時間は10時~18時。月曜休館。入館無料。11月13日まで。

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