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職人文化を受け継ぐ川口・領家の大泉工場で「ファーマーズマーケット」

学生ボランティアと広報担当の加藤菜緒さん(右)

学生ボランティアと広報担当の加藤菜緒さん(右)

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 「(ARTISAN) FARMERS MARKET KAWAGUCHI(アルチザンファーマーズマーケット川口)が10月11日・12日、大泉工場(川口市領家5)で開催された。

川口・大泉工場の「アルチザンファーマーズマーケット」

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 「職人文化が息づく川口で、地域の生産者と人々が直接つながる温かい場を育みたい」という思いから2018(平成30)年に始まった同イベント。春・夏・秋の年3回開催が基本で、今回で61回目を迎え、来場者は累計10万人を超えたという。

 当日は、川口市内や周辺市町村などから約40の農家・加工食品・クラフト作家などのブースとキッチンカーが出店。会場では店主に商品の由来や作り方について話し込む来場者の姿も見受けられた。

 大泉工場PRチームの加藤菜緒さんは「出店者はいずれも私たちの理念に共感してくださる人たち。地道にやり続けてきたことで、生産者など作り手の方々と私たちとの絆ができてきた」と話す。

 作り手の顔が見えること、ごみを出さないこと、サステナブルな環境を楽しみながら学ぶことの3つが柱になっている同イベント。会場内での飲食には、使い捨て容器を使わず、「マイ食器」を持参するか、「エコステーション」ブースでリユースの食器を有償で借りるかして使う仕組み。

 「市内を中心に、学生ボランティアも参加してくれている。地域の方々に知ってもらえ、足を運んでもらえるのがうれしい」と加藤さん。大泉工場では毎週末、10店舗程度が出店する「(Y)ours CAMPUS MARKET」も開催している。

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