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川口駅前に「ららテラス川口」 新たな街のランドマークに

5月31日にグランドオープンを迎える

5月31日にグランドオープンを迎える

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 川口駅東口に三井不動産の商業施設「ららテラス川口」が5月31日に開業する。同施設は、2021年2月に閉店した百貨店「そごう川口店」の建物をリニューアルし再生させたもの。

市内の事業者として唯一出店するパティスリー

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 1991(平成3)年10月に開業した「川口そごう」は30年にわたり、地域住民に親しまれてきた。建物は築35年近くになるが、大理石を使いエントランスには大時計を設置するなど、百貨店としての高級感ある装飾を施していた。

 今回のリニューアルに当たり、「在(あ)るもので新しく~川口のレガシーを継承した新たな街のランドマーク」というコンセプトの下、耐用年数を超えるものは交換し、清掃やリメークでよみがえらせることができるものは残す、というポリシーで工事を行ったという。

 鋳物工業協同組合の協力を得て、新たに各階のエレベーターホールに鋳物で制作した階数表記のサインを設置したほか、メインエントランスは「安行の植木」に着想を得たグリーンウオールを設置した。

 タワマンが立ち並ぶ川口駅周辺には2026年に三井不動産のマンションも竣工予定で、近年新た流入している20~30代の共働き世帯や若いファミリー層をメインターゲットに据え、初年度で約170億円の売り上げを見込む。

 説明会に登壇した三井不動産執行役員の肥田雅和さんは「川口駅では多くのバス路線が発着し、川口駅の乗降客も多いので、駅利用者の来店が見込まれる。川口駅から2キロほど離れた郊外型商業施設『ららガーデン川口』と合わせ、川口商圏で売り上げ300億円を目指す」と話す。

 営業時間は10時~21時。

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