音楽のライブ演奏に合わせ即興で絵を描くライブ・ペインティングイベント「みせたいおんがく vol.7」が3月17日、川口のギャラリー「タナビケ」(川口市石神)で開催される。
カフェ「senkiya」(川口市石神)で音楽CDや関連する本を紹介・販売するスペース「センキヤ音楽室」を担当する茨城県出身の絵描き、natunatuna(なつなつな)さんが企画する同イベント。2022年6月に1回目を開いて以来、出演するミュージシャンやコラボ出展するアーティストなど毎回趣向を変え、今回で7回目の開催となる。
今回は、親交のある高知県出身のミュージシャン大野悠紀さんがライブ出演し、natunatunaさんがライブ演奏に合わせて即興で絵を描く。
日本各地で活動するnatunatunaさんはもともと音楽が好きで、絵描きとしてミュージシャンのCDジャケットの絵を描く機会もあったが、音楽は配信が主流になり、店頭でPOPやジャケットを見て視聴したり、感性で「ジャケ買い」したりする機会も減った。自分がライブに行って、良かったミュージシャンを「もっと多くの人に知ってほしい」と思うとともに、「音楽も、どんな人がCDを作っているのかも一緒に紹介したい」と思うようになったのがきっかけで10年前から「センキヤ音楽室」の管理人を任されるようになった。
ライブ・ペインティングを始めたきっかけは、「音楽の演奏だけだと足を止めるきっかけにならない人たちにも、一緒に即興で絵を描くことで目に留めてもらえる機会が増えるのでは」と思ったことだという。
当日はライブ・ペインティングのほか、敷地内でグラフィックデザイナー大原大次郎さんの作品を展示。併せて、国内外の新譜レコード、カセットテープ等を扱う「BaumQuhen Records(バームクーヘンレコーズ)」が出店する。
開演は、第1部=14時、第2部=16時。料金は、第1部=投げ銭制、第2部=2,000円+1ドリンクオーダー。