川口のSKIPシティ(川口市上青木)「彩の国ビジュアルプラザ 映像ホール」で2月4日、活動写真弁士の麻生八咫(あそうやた)さんと麻生子八咫(あそうこやた)さんを迎え、「活弁(かつべん)」を紹介するイベントが開催される。
活弁とは、映像に音声がなかった時代、無声映画に上映中の人物のせりふをしゃべったり、話の筋の説明などをしたりする弁士のことで、日本の伝統話芸の一つとされている。
当日は、「チャップリンの冒険」(1917年)、「国定忠治」(1925年)、NHKアーカイブス所蔵の「日本ニュース戦後編第100号」(1947年)など5作品の上映に合わせ、活弁士が語る。
広報担当の青木利夫さんは「プログラム中、国定忠治の名ぜりふで活弁を体験するコーナーもあるので、子どもから大人まで楽しんでいただける」と話す。
開催時間は11時~・13時の2回(各回約90分)。入場無料。要事前申し込み。