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「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」 上映作品決まる

コンペティション部門の審査委員長を務める石川慶監督 (写真提供:SKIPシティ国際Dシネマ映画祭事務局)

コンペティション部門の審査委員長を務める石川慶監督 (写真提供:SKIPシティ国際Dシネマ映画祭事務局)

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 川口の文化施設「SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ」(川口市上青木)で」7月18日~26日の7日間、「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」が開催される。6月26日に開いた記者発表会で、期間中上映するノミネート作品と特集上映の全ラインアップを発表した。

土川勉ディレクターとコンペティション部門審査委員長の石川慶監督

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 今年で22回目を迎える同映画祭は、若手映像クリエーターの登竜門として日本映画界で活躍する若手監督を輩出してきた。今年のコンペティション部門は国内作品に一本化することで、「日本の才能に焦点を絞り、より深く、きめ細やかな支援体制を構築し、日本映画界のさらなる発展に貢献する」ことを目指すという。期間中、271の応募作品の中から選ばれた13作品を上映する。

 コンペティション部門の上映作品は以下の通り。

 「そこまで一緒に。」(関寛之監督)、「さざなみに揺れる手」(川上栄輝監督)、「東京の青か酒(せいかしゅ)」(楊宇安監督)、「ひみつきちのつくりかた」(板橋知也監督)、「山のあなた」(伊藤希紗監督)、「そして、今日も生きる」(サイラス・望・セスナ監督)、「水底(みなそこ)のミメシス」(茂木毅流監督、長澤太一監督)、「ラッキー・ストライク」(星野有樹監督)、「お笑えない芸人」(西田祐香監督)、「長い夜」(草刈悠生監督)、「夏休みの記録」(川田淳監督)、「死神は待ってくれる」(木下一心監督)、「ブラックホールに願いを!」(渡邉聡監督)

 コンペティション部門の審査委員長を務める石川慶監督は2009(平成21)年に短編を出品した。「SKIPシティは、懐かしい思いと共に苦しい時期を思い出す場所でもあるが、その時に出会った仲間たちは今でも大きな財産になっている」と振り返った。

 期間中は縦型映画の上映や企画展「デジタルネイティブが視る映像のカタチ」、「AI映画の現在」「武蔵野美術大学映像学科作品上映」などの関連企画も行う。

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