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「川口まちこうば芸術祭」開催へ、町工場5社とクリエーターがコラボ

昨年開催時の様子 ギャラリー・アトリアにて

昨年開催時の様子 ギャラリー・アトリアにて

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 町工場とクリエーターがコラボする「川口まちこうば芸術祭」が3月8日、川口のアートギャラリー「アトリア」(川口市並木元町)で始まる。

「orisu」 5社の技術を生かした金属製のチェア「kawaguch-air」より

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 開催は昨年に続き2回目。あまり表に名前が出ることのない市内の町工場が参加し、自由な発想のクリエーターが出す難易度の高いアイデアに、それぞれの町工場が培った高度な技術と工夫で生み出された作品を展示する。

 初日に行う「オープニング交流会」では、参加クリエーターと町工場によるトークイベントを予定。デザイン・アート、ものづくりについて気軽に交流し、語り合うことができるようにするという。

 参加企業の一社、栗原精機(峯)の栗原稔社長は2013(平成25)年、ものづくりコミュニティー「MAKERSLINK(メイカーズリンク)」を立ち上げて町工場仲間と交流してきた。「川口まちこうば芸術祭」は「クリエーターの熱や思いやこだわりを、我々作り手が形に仕上げる。知恵と技を惜しみなく繰り出し、純粋にものづくりに没頭できる。クリエーターと町工場が火花散らす瞬間が、この上なく楽しい」と話す。

 主催する川口商工会議所の座波尚子さんは「初めての開催だった昨年は、ものづくりの関係者のほか市内外から一般・学生の方にも多くお越しいただいた。さまざまな分野で活躍するクリエーターと職人の技から生まれた魅力的な作品を、ぜひご覧いただければ」と来場を呼びかける。

 参加する町工場は、栗原精機、かねよし、新光ステンレス研磨、フジテック、マエダの5社。

 開館時間は10時~17時(初日のみ13時~)。月曜休館。入館無料。3月12日まで。

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