川口の文化施設「SKIPシティ映像ミュージアム」(川口市上青木)で1月21日、開館20周年記念企画展「ウルトラ空想特撮ワールド~ウルトラマンと夢見る未来~」が始まった。
ウルトラマンシリーズは1966年(昭和41)年に始まり、60年近くにわたり子どもから大人まで世代をこえて愛されている。
同展ではウルトラマンシリーズの「空想特撮」をテーマに、特撮の撮影工程や技術を紹介するほか、実際に模型に触れ撮影技法を体験することができる。
テレビシリーズ「ギャラクシーファイト」では映像制作でSKIPシティの施設を使用したほか、1月21日で最終回を迎えた「ウルトラマンデッカー」ではSKIPシティの敷地でロケを行うなど、川口との関わりもある。
展示を担当した鈴木敏之さんは「特撮は、こういう世界を作りたい、というイマジネーションがまずあり、それを元に作られていく。さまざまな役割の大勢の人たちが関わって映像が作られる様子がリアルに再現された撮影現場を見て、特撮がどのように作られるか知っていただければ」と話す。
開館時間9時30分~17時。月曜休館(祝日の場合は翌平日)。入館料は、大人=520円、小中学生=260円。7月2日まで。