2050年までに二酸化炭素排出を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ」宣言をしている川口市が12月6日・7日、朝日環境センター（川口市朝日4）のリサイクルプラザで、「目指せ！　ゼロカーボンシティかわぐち」と題したイベントを開催する。主催は川口市地球温暖化防止活動推進センター。

「目指せ！　ゼロカーボンシティかわぐち」

　親子連れを中心に来場がある同イベント。当日は、手回し発電での「トコトコペンギンタイムレース」、風を起こして楽しむ「プラダン風車でカーレース」、「エアロバイクで発電チャレンジ」などで、子どもたちに脱炭素へとつながる将来の暮らしを身近にイメージさせていく。「環境戦隊エコレンジャー」のショーも行う。

　当日は協力団体による相談・紹介コーナーも開設。窓や家全体の断熱、太陽光発電、省エネや段ボールコンポストを紹介するブースを設け、来場者は専門家に直接相談することができる。同センター長で事務局長の浅羽理恵さんは「前回までは主にエネルギーについての取り組みが多かったが、今年は食ロスや木材利用など、広くゼロカーボンについて考えられるような内容になっている」と紹介する。

　併せて、「身近なところでも『ゼロカーボン』に取り組むことはできる。地球温暖化防止やゼロカーボンについて、このイベントで楽しく体験しながら学び、生活の中に取り入れていってほしい」と来場を呼びかける。

　開催時間は10時～15時。参加無料。