川口市立グリーンセンター(川口市新井宿)で8月21日、園芸教室「多肉植物の箱庭」が開かれた。
日本ハンギングバスケット協会公認講師の大塚敦子さんを講師に迎え、講義とワークショップを組み合わせたスタイルで行った。植物全般の話、多肉植物の生育パターン、育て方についての講義の後、参加者はあらかじめ用意された見本の箱庭と作業の手順を間近に見ながら、それぞれ作品作りに取り組んだ。
参加者の一人は「園芸教室はよく利用している。自分で一から材料をそろえるとなると大変だが、使う材料を用意してくれるので参加しやすい」と話す。今回が2回目という男性参加者は「家にいる時間が長くなると部屋が殺風景なので、植物を置きたいと思った。自分で何種類か買おうかとも思ったが、教室だと小さいものをいろいろな種類用意されるので良い」と話す。
植物がもたらす効果について、大塚さんは「植物は酸素を出して空気をきれいにしてくれる。それによって人も元気になる。子どもたちにも植物への理解を深めてほしい」と話す。