暮らす・働く

川口で初の「100人カイギ」 100人を起点にまちのあり方を考える

毎回5人ほどのゲストを招き、ゲストが100人に達したら解散となる

毎回5人ほどのゲストを招き、ゲストが100人に達したら解散となる

  • 25

  •  

 第1回「川口市100人カイギ」が7月20日、川口駅前市民ホール「フレンディア」(川口市川口1)で開かれた。

100人カイギとは

[広告]

 「100人カイギ」は、街で働く100人を起点に人と人とを緩やかにつなぎ、都市のあり方や価値の再発見を目的とするコミュニティー活動。毎回5人ほどのゲストを招き、ゲストが100人に達したら解散となるのがルール。2016年1月に東京都港区で始まり、日本各地で開催されている。川口での開催は今回が初めて。

 当日は、「ハピママメーカープロジェクト」代表の石川菜摘さん、川口市立前川小学校事務主査の小沢篤さん、出版社「ぶなのもり」代表で「Antenna Books & Cafe ココシバ」元共同経営者の小倉美保さん、川口市教育研究所スクールソーシャルワーカーの矢作勇一さん、川口市職員でNPO法人「こどもの家わっか」代表理事の石川哲也さんの5人がゲストとして登壇した。

 それぞれの立場や実際にさまざまな人たちと接してきた経験などから感じていること、取り組んできたこと、課題などについて話した。

 最後に登壇した石川哲也さんは「現代社会では、8050問題、介護や子育てとのダブルケアなど、従来型の縦割りの単独支援では解決が難しい。もともとあった血縁、地縁、社縁が失われつつある今の時代、既存の制度ではカバーしきれない『第4の縁』が必要とされている」と話した。

 次回は8月17日に開催。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース