SR新井宿駅に近い赤山歴史自然公園「イイナパーク川口」(川口市赤山)で11月4日・5日の2日間、「SDGsイイナパークかわぐち2023 ~出逢い つながり 未来へ~」が開かれる。
昨年開催時の様子 - 子どもたちのSDGsについての取組を展示
主催するNPO法人「ワールド・サポート・プロジェクト」は2016(平成28)年より、「地球に優しい」取り組みや開発途上国の支援を行っており、2018(平成30)年からは、市内でフェアトレードフェスタやボランティア見本市、荒川での清掃活動と自然観察の会など開いてきたが、コロナ禍で一時中止に。昨年秋、初めて「イイナパーク川口」を会場にSDGsをテーマとしたイベントを開き、今回で2回目となる。
SDGsに取り組む市内小中学校、市内事業者についての展示、親子で参加できる環境出前講座、「藍染め体験会」のワークショップを行うほか、映像ひろばでは「川口の歴史と文化をSDGsへつなぐ」をテーマに制作した映像をプロジェクション・マッピングで上映する。
遊歩道には15台のキッチンカーが並ぶほか、飲食・物販ひろばでは、福祉団体の協力による国産オーガニック原料を使った手作りパンやスイーツ、学生NPOによるフェアトレードのコーヒー、地元農家の採れたて野菜などを販売する。
同NPOの秋本佳之理事長は「このイベントの大きなテーマは、子どもたちの未来。地球温暖化、気候変動から、コロナのパンデミック、大地震や自然災害など、予期しなかった出来事が起きている。これからの世界、環境の変化に対し、どのように対処していくかをみんなで考える機会にできれば」と話す。
開催時間は10時~16時(キッチンカーは17時まで)。入場無料。新井宿駅~イイナパーク間を結ぶ市内周遊路線バス「川口パークループ」も運行されている。