ゴリラ公園横にある「喫茶L(エル)セカンド」(川口市芝)が12月から毎週月曜の15時~17時、「居場所カフェL(エル)」の定期開催を始めた。川口市が推進する「みんなの居場所」にも採択されている。
同店は神戸の「喫茶L」で働いていた尾田可苗さんが、その志を引き継ぎたいと今年9月にオープンしたギャラリーカフェ。その店で出していた1928(昭和3)年創業の「萩原珈琲(コーヒー)」の豆を使っていれるコーヒーと、喫茶店ならではのトーストやナポリタン、オムライスなどのメニューを並べる。モーニング(8時~11時)は600円~、ランチ(11時~14時)は1,000円。
日当たりのいい店内は、「展示する作品が映えるよう」にシックな茶系と白で家具を統一。壁には尾田さん自身が描いたイラストや絵を飾る。手作りのアクセサリーや雑貨を置く棚も設け、月額1,000円の使用料(「みんなの居場所」運営費への寄付含む)で作家に貸し出している。
「クロスワードを作る会」「2026年にやる事100コ書く会」など、ユニークなイベントも開催。毎月第2日曜には店の駐車場を使ってフリーマーケットも開いている。
新たにスタートする居場所カフェには、「世代を問わず、さまざまな人に来てほしい」と尾田さんは話す。「この時間はカフェ営業をしないので、それぞれ水筒などを持参してもらっている。匂いの強いものなどでなければ、お菓子なども持ち込み歓迎」とも。
営業時間は8時~19時。