川口市並木元町公園(川口市並木元町)で11月8日・9日の2日間、「秋の花植木市(グリーンマルシェ)」が開催される。主催は、市内に20以上ある関連団体が所属する川口緑化産業団体連合会。地場産業を盛り上げていく目的で始まったイベントで、今年で17回目となる。
当日は、同連合会加盟団体を中心に8団体が出展。ハンドメード、クラフト作家のブースや飲食ブースなどと併せて20以上のブースが並ぶ。前回は1日だけの開催で、約1700人の来場者があった。今回は日程が2日間に増え、さらなる来場を見込んでいる。
隣接する川口市立アートギャラリー「アトリア」でも両日、並木小学校の「みんなでつくるえのぐひっぱレインボー」展や「オリジナルベーゴマをつくろう」ワークショップを開かれることから、アトリアとも連携しながら、親子連れの来場者向けに新たな企画を準備した。
一つは「スタンプラリー」。会場で「植物のふしぎ」を探しながらスタンプを集め、全て集めると「ふしぎ植物ハンター」の称号がもらえる。もう一つは「寄せ植え体験コーナー」。参加費の300円を払うと、鉢や土、鉢底石のセットが提供され、会場で購入した花の苗を、その場で植えて持ち帰ることができる。
事務局を務める川口緑化センターの金丸菜々子さんは「『さまざまな植物を見て購入できる場所は貴重』と毎年開催を楽しみにしてくれているリピーターも多い。このイベントを緑や植物に触れるきっかけにしてもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は両日10時~16時30分。雨天決行。