川口市出身の本間大晴（たいせい）選手を招いた「親子でスポーツクライミング体験」イベントが「スポーツの日」の10月13日、アリオ川口（川口市並木元町）1階センターコートで開催される。2024年に引き続き2回目の開催で、前回は250人以上が参加したという。

地元・ものづくり会社がスポーツクライミングの魅力を発信

　主催は、防犯ミラーや安全ミラーを製造・販売するコミー（川口市並木1）と、ギアなどの歯車を製造する小原歯車工業（仲町）。共に市内のものづくり会社として交流があった両社は本間選手をスポンサードしている。本間選手は国内外のスポーツクライミング大会で活躍し、9月に韓国・ソウルで開催された世界選手権でも3位に入賞した。

　当日は、本間選手らプロが指導してスポーツクライミング体験を行うほか、実技も披露する予定。コミー広報の野田美幸さんは「一流アスリートのクライミングを生で見るチャンス。選手がサポートしてくれる絶好の機会なので、ぜひ来場してもらえたら」と呼びかける。

　コミーと小原歯車工業の製品展示やワークショップも同会場で行われる。「スポーツとものづくりの両方を楽しめるイベントにしたい」と、野田さんは意気込む。