
台湾カステラの製造・販売と台湾式カフェを融合した「台楽タンガオ川口ファクトリー&カフェ」が6月14日にオープンした。タン(蛋)ガオ(米へんに羔)は「卵入りの蒸しケーキ」のこと。
台湾カステラ専門店「台楽タンガオ」 川口に初のファクトリー併設カフェ
昔から台湾で親しまれてきた台湾カステラ。これまでも東急プラザ銀座店や駅ナカ、ショッピングモールなどでの催事、通販などで販売してきた「BOCジャパン」(東京都港区)が、倉庫と製造工房を同所に移したのを機に、その場で味わえるカフェも併設した。
同社代表の小松知彦さんは「卵、牛乳、小麦粉は日本の食材を使い、台湾現地の製法とレシピで仕上げている」と話す。もともとITアナリストだった小松さんは台湾とのつながりがあり、台湾で讃岐うどんの店を、日本ではタピオカのフランチャイズを展開してきた。タピオカのブームが落ち着いたところで、次に発信したい台湾の味として台湾カステラを選んだ。
店内はカウンターと大きなテーブル席合わせて13席を備えるほか、テラスにもテーブルを置く。台湾カステラのほか、タピオカドリンクや豆花も用意、今後は魯肉飯(ルーローハン)など軽食なども提供していく予定。
営業時間は12時~18時。月曜・火曜定休。