
持続可能な社会への理解を深め、サステナビリティーを体験的に学べるプログラム「ファミマこども店長+SDGs」が6月9日、ファミリーマート初の取り組みとして「ファミリーマート川口金山町店」(川口市金山町)で行われた。
当日の「ファミマこども店長」は、地元小学校に通う3年生~6年生の6人。オリエンテーションを受けた後、レジ接客、品出しを体験。SDGsを学ぶ取り組みとして、レジでは耳が聞こえづらかったり、発話が難しかったりする人の買い物を支援するツールを使用、品出しでは食品ロスの削減を想定した「エコ割(涙目)シール」を貼る作業を行った。店内に設置されている「ファミマフードドライブ」について、クイズ形式でその仕組みを学ぶ時間も設けた。
修了後、「一番楽しかったのは?」という質問に、子どもたちは「レジ」と口をそろえて回答。日頃、利用する店での仕事体験を楽しんだ様子だった。
ファミリーマートマーケティング本部の大橋結実子さんは「この店は、これまでも『ファミマこども店長』の企画に熱心に取り組んでいただいており、新企画は『ぜひ、ここから』と考えていた。子どもたちも楽しんで参加してくれていて、このSDGsを体験的に学ぶ取り組みを全国で展開していく自信になった」と話す。
今後、全国の店舗で順次実施していく予定。